WEB制作で受注する営業方法を徹底解説します。
多くの人がこの方法で稼いでいる、最も受注確率の高い2パターンを紹介。
目次
Web制作で受注する営業2パターン
Web制作受注の2パターン
- Web制作会社から受注
- 直案件で受注
Web制作で多くの人が受注している方法は、この2つです。
Web制作会社とはWeb制作を専門に行なっている会社です。
ここから受注する場合、フリーランスはWeb制作会社を仲介業者とする「下請け」になります。
直案件とは会社やフリーランスなどから直接受注する場合です。
ここから受注する場合、フリーランスはWeb制作会社のような仲介がなく、直接お客さんと仕事をします。
Web制作受注方法2つの比較
💻Web制作フリーランスの営業先
メリットデメリット【制作会社】
⭕️継続案件もらいやすい、採用されやすい
✖️単価低め、要求スキルレベル高くなりがち、コーディングのみなど単体案件が多い【直案件】
⭕️企画〜開発〜SEOまで一括受注できるため単価高め
✖️継続に繋がりにくい、あっても紹介— ふる (@guutenx) 2018年10月24日
Web制作は簡単だけど営業が難しい
Web制作の最低限のスキルは数ヶ月~半年あればつけることができます。
正しい方法で、1日8時間3ヶ月勉強すれば身につきます。
ただし、スキルがあってもWeb制作の営業が取れない、受注単価が低くなかなか収入が上がらない人は多いです。
同じWeb制作で稼げるスキルをもっている人でも、Web制作の営業がうまく言っている人は初月に20万円以上稼げますが、うまくいかない人は8万円ほどになったりします。
むしろ、Web制作のスキルは高いのに営業がうまくいかず初月収入が8万円の人、
Web制作のスキルはそんなに高くないけど初月収入が20万円超えの人も見たことがあります。
Web制作会社から受注する
Web制作会社から受注する流れ
- Web制作会社を検索
- 応募する
- 返信が来る
- 面談する
- 採用→案件受注
1.Web制作会社を検索する
近場のWeb制作会社にする
自分の住んでいる近い地域のWeb制作会社を検索するのがオススメです。
理由は、そのほうが採用されやすいからです。
というか、そのWeb制作会社に直接来れる距離に住んでいるフリーランスしか採用しない場合もあります。
Web制作会社は、何かあった時に直接話せるように、その場に来れるフリーランスを探していたりします。
また、初回面談をオンラインではなく直接面談で行うWeb制作会社もあります。
検索キーワードは「地域名 Web制作会社 パートナー募集」などがヒットしやすいです。
Web制作会社を選ぶポイント
Web制作会社を選ぶポイントは以下3つ。
- HPのポートフォリオがまとも
- HPの単価が高い
- 会社に実態がある
まず、Web制作会社自体が出しているポートフォリオがまともなところ。
またHP上で出している単価が高いところです。
ここでの単価とは、Web制作会社がお客さんに出している単価です。
単価が低い場合、下請けである自分にくる単価も低くなる可能性が高いです。
また、きちんと「会社の実態」があるところに営業をかけましょう。
怪しい会社に営業をかけて、結局お金を振り込まれないなどの最悪のパターンを避けましょう。
2.Web制作会社に応募する
次にWeb制作会社へ応募しましょう。
応募フォームがあるところが多いので、基本的な氏名やメールアドレスを記載する以外に、自己PRもきちんと行いましょう。
Web制作会社へのスキルPR
制作会社へのPRは、
- スキル
- 経験
- それを示すためのポートフォリオ
などが最重要です。
Web制作会社へのスキルPR例
- Sassが書ける
- ピクセルコーディングができる
- Photoshopからのデータ書き出しができる
- これまで作成したサイトのポートフォリオ(模写コーディング含む)
例えば、これらのPRがウケが良いと思います。
具体的には、以下の記事をご覧ください。
また、他にも
- デザインができる
- SEOができる
- ディレクション経験がある
などの場合も記載すると、コーディングの仕事だけでなくこれらの仕事が来る可能性があります。
その他、前職でデザイナー、プログラマー経験があるなど有利になりそうなことは何でも書きましょう。
Web制作会社への不要なPR
- 絶対納期には間に合わせます
- 円滑なコミュニケーションができます
などのPRは不要です。
当たり前でアピールするほどでもないと相手方に思われるからです。
これらをPRしてもできない人もいるので、心がけではなく客観的な事実をPRした方が良いです。
3.Web制作会社から返信がくる
返信率はあまり高くないっぽいです。
確か100件メールを送ったフリーランスが、返信が20件以下だった気がします。
- 景気の影響
- Web制作会社自体が忙しくない
- 繁忙期でない
などの影響もありえます。
なのであまり落ち込まない方が良いと思います。
4.面談する
面談は、以下の2パターンです。
- Web制作会社に行く
- オンライン
直接Web制作会社に来れる人しか面談しない、という制作会社もあるようです。
ここで実際に何ができるかなど、再度聞かれます。
5.採用→案件受注
採用が決まれば、案件を都度受注することになります。
案件は採用が決まってすぐ来ることもあれば、少し時間が経ってから来ることもあります。
すぐに来ない理由はあくまで外注パートナーなので、Web制作会社がやりきれない案件をこなすというポジションなためです。
最初は1案件のみで試されて、よければ案件数が増える、という感じだと思います。
1ヶ月で5案件くるとかは、まずないと思って良いでしょう。
これ以降のWeb制作会社の仕事の流れを知りたい方は以下の記事へどうぞ。
Web制作案件を直案件で受注する
直でクライアントからWeb制作案件を受注する方法を紹介します。
直案件の受注の流れ
- 連絡来る or 連絡する
- 作りたいものを確認
- 見積りを出す
- 受注する
1.連絡が来るorする
直案件の場合は、
- お問い合わせから連絡が来る
- 知り合いづてに紹介される
- イベント等で知り合いになる
- 自分が営業をかける
などのパターンが挙げられます。
自分で営業をかけるのは特に難しいですが、知り合いが海外の日本人ゲストハウスに泊まったときに、そのゲストハウスのに営業をかけて案件を受注していました。
ちなみに自分でカフェや接骨院などに営業メールを片っ端から送ると、1通も返信が返ってこない可能性もあります。
そもそもWeb制作の外注パートナーを探している制作会社と違って、直営業だと相手がそもそも「ホームページ作る」ニーズがゼロのこともあるので。
逆にオンライン化が進んで何かしらのサイトを作りたいという人も増えるかもしれませんが、不況の影響で支出を控えたり、倒産してホームページどころじゃない人もいると思います。
2.作りたいものを確認
相手が作りたいものを確認します。
その際に
- どんな形態のサイトか
- 目的は何か
- 何ページくらいか
- デザインも必要か
- 参考サイト
なども確認して見積もりができるようにしておきます。
3.見積もりを出す
作りたいものの情報から、いくらで作れるか見積もりを出します。
見積もり例は例えば
- 企画・設計:XX万円
- デザイントップページ:XX万円
- コーディングトップページ:XX万円
- デザイン下層ページ:XX万円
- コーディング下層ページ:XX万円
合計XX万円
などと言うように出す人が多いです。
見積もりの具体例は以下を参考にしてください。
見積もり時に
- デザインは何案までか
- サーバー・ドメインはどうするか
- ブラウザ対応
なども確認して後でトラブルのないようにしましょう。
4.受注する
最後に、相手が「では、お願いします」と言えば受注が完了します。
先に半額入金してもらってから始めるのがおすすめです。
また、軽い契約書を作っておくのも良いと思います。(契約書のnoteとかは買わなくてOK)
契約書については以下の記事の項目を入れると良いと思います。
受注のポイント
複数の料金プラン
選択肢が複数あると比較ができるので、選びやすいと言われています。
例えば、料金プランが3つある場合、最も安いものか中間のものが選ばれやすいというデータがあります。
各料金プランごとに具体的に何が違うのか記載して、クライアントが比較した上で選びやすくしましょう。
具体的なアウトプット・何できるの?
最終的なアウトプットイメージを、参考サイトを提示するなどして提示しましょう。
どんなサイトを作るとその料金なのか、視覚的にわかると安心しやすいです。
料金に何が含まれているか
自分が受注を受けるとき、どこまでを担当するのか範囲を明確化し、クライアントと合意を得ましょう。
料金に含まれているものを全て提示して、逆に料金に含まれていないものも提示しましょう。
曖昧な契約をして後で揉めると、リピート率も下がりますし、合意を得るのが難しいです。
以下は実際自分の周りのフリーランスたちも、最初に決め忘れていたためにトラブルになっていたものです。
- テキストはどちらが考えるのか
- 納品形式(環境)
- デザインは何案までか
Web制作初心者が
工数計算で見逃しがちなポイント💡スタイルシートの書き方は?
CSSとSassでは記述方法が少し異なる
CSS
Sass💡納品形式は?
Git
zipファイル
FTP💡環境は?
(環境設定にかかる時間は?)コーディングにかかる時間がだけに目が行きがちですが、これらも考慮しましょう!
— UX/ふる (@guutenx) 2018年9月4日
Web制作トラブル①
✔️契約後に追加料金なしでスコープが広がる
Wordpress構築のみ受注して、サーバートラブル解決もすることに
(サーバー担当はクライアントで原因は明らかにサーバー側)💡契約時にスコープを明確化
特にトラブルになりやすい
・サーバー周り
・サイト内文章を誰が考えるか— UX/ふる (@guutenx) 2018年8月14日
プロフィールや実績・スキル
自分のブログやホームページなどはあらかじめ用意しておき、自分が何者なのかというプロフィールと、実績・スキルを提示しましょう。
それだけで相手からの信用度合いが異なります。
プロフィール
- 名前
- 年齢、性別
- 居住地
- 学歴・職歴
実績・スキル
- ポートフォリオ(模写制作含む)
- スキル(HTML/CSS/Photoshopを何件作成した経験があるかなど)
- 知見(例えば法律系のサイトを受注したい場合、法学部出身なので法律の知見があり、そちらの系統のホームページ制作に知識を使える、など)
ブログにWeb制作のポイントなどを投稿し、スキルPRするのもアリです。
これ以降の仕事の流れを知りたい方は以下の記事をどうぞ。