ブログで外資系IT企業で評価が上がるプロジェクトの選び方やスキルを述べてみます。ぶっちゃけ本人のスキルが高くなくても良いプロジェクトに入れば評価が上がります。
目次
外資系IT企業で評価されて年収を上げるなら
まず外資系IT企業というと、いろいろな職種があるのですが、評価されやすく、速く年収もあげやすいのは営業部門です。
営業部門は成績とかなり連動しているため、新卒2年目で1000万円のこともあるそうです。ただ自分の配属された担当顧客や地域によって年収に差が出るので運ゲーです。
外資系IT企業で評価が上がるプロジェクト選びをする
では他の職種、例えばITコンサルタントやエンジニアが外資系企業で評価を上げるために何ができるのでしょうか?
評価を上げるにはプロジェクトで評価されること、そのために評価されやすいプロジェクトに入りましょう。
1.外資系IT企業で評価されやすいプロジェクトととは
・少人数
・長期勤務できる
・部門の中で発言力のある人がPM(こちらは初見では判断しづらく、PMはだいたい部門でも発言力のある人なので省きます)
評価されやすいプロジェクトは人気なので、プロジェクトの選考時点で多くの人が落とされます。
そして評価されやすいプロジェクトに入れる人はずっとそのようなプロジェクトで活躍するものの、評価されにくいプロジェクトに一旦入ると同じようなプロジェクトに次も入る可能性が高く、なかなかループから抜け出せません。よって、まず評価されやすいプロジェクトに入れるようにしましょう。
外資系IT企業で評価が上がるプロジェクトに入るにはスキルが必要
外資系IT企業で必要なハードスキルをつける(エンジニア編)
では外資系IT企業で必要なハードスキルとは何か、まずエンジニアから解説します。
1.プログラミング言語で開発ができる
エンジニアの場合はこれが大前提です。
基本情報技術者や応用情報技術者やJava Silverなどの試験合格よりも実際にコードを読める・かける事が大事です。これらの試験を受けるのも良いですが、高評価をもらっている先輩でも持っていない人は多いです。本当に大事なのは実力があるかどうか、です。
言語は自分の企業でよく使われる言語だと有利になります。例えばアクセンチュアやIBMだとjavaです。最近だとpython人材も求められています。Ruby on RailsやPHP はベンチャーでは使うもののこれらの企業でほぼ使いません。
javaで誰にも負けませんは難しいので、javaを使ったYYY業界の勘定系システムでは誰にも負けません、など、スキルを細分化する、もしくは複数のスキルを掛け合わせて同期の誰にも負けないというPRができるようになりましょう。
例えば、「言語」「業界」「システム(勘定系や予約システムなど)」を掛け合わせると良いでしょう。
2.英語ができる
外資系企業だと、インドやアメリカの開発者や、その他の企業の要件定義者(例えば、クライアントのオーストラリア支社にシステム導入する場合)とやり取りすることは多いです。
正直、TOEIC925点の自分でも、これらの人の話を聞き取るのが相当難しかったです。そのために、読み書きだけでなく、ビジネス英語を話せるようになりましょう。
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外資系IT企業で必要なハードスキルをつける(コンサル編)
では外資系IT企業で必要なハードスキルとは何か、次にコンサルから解説します。
1.エクセル、特にマクロができる
これはかなり面談で聞かれます。
特に新卒だと、エクセルの地道で時間のかかる作業が多いですが、それを一気に速くこなせれば評価がかなり上がります。
2.パワポ資料作成ができる
パワポはただ作れば良いというものではありません。資料の分かり易さによって、提案を取れたり却下されることは往々にしてあります。
よって一度作ったものを一から全てやり直しということさえあるため、クライアントに出せる資料を速く作ってくれる人材が必要です。
面談時には自分が作成したパワポを見せてくださいと言われることがよくあるので、渾身のパワポを保存しておきましょう。
この本は超絶オススメで、自分の尊敬する先輩もみんな持っているほど評価が高いです。
3.英語ができる
コンサルの場合は、開発者よりさらに高度な英語能力が求められます。なぜなら要件定義部分で英語コミュニケーションをすることが多いからです。
エンジニアの英語会話は、システム名やプログラミングの言語などがもともと英語のことが多く、わかりやすいですが、コンサルの場合はそうではないし、そもそもシステムの根幹を決める部分なので、ここを誤ると大きな手戻りが発生してプロジェクト全体の遅延に繋がります。
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