HTML/CSSコーディングで稼いだその後の14パターンをまとめました。
コーディングで稼ぎ続けようとしているフリーランスが少ない
ずっとコーディングのみの収入で稼ぎ続けようとしているフリーランスは最近多くはないようなので、その理由を紹介します。
コーディングは稼ぐ手段の一つとして考えているから
「まずフリーランスになってきちんと生計を立てたい」「最も効率的に稼げるやり方で稼ぎたい」と思ってコーディングを始めた人で、このままずっとコーディングだけで稼ぎ続けようとしている人は、自分の周りには少ないです。
最終目標は、コーディングで稼ぐことではないから
最終的には、コーディングで稼ぐというよりは、「自分の好きなことをやりたい」「もっと自由な生活をしたい」「事業を立ち上げたい」という人が多く、私のブログの読者もそのような方々が多いと思っています。
もともと制作会社でデザイナーやコーダーとして働いて独立した方々や、コーディングが大好きな方々はこれに当てはまりません。
HTML/CSSコーディングで稼いだ後の14パターン
コーディングで稼いだ人が、その後どんな進路を歩んでいるのか紹介します。自分が観察した独断と偏見になります。
HTML/CSSコーディングで稼いだ人のその後、
周りを見てて多い順に・phpやJS勉強して案件幅広げる(就職する人も)
・デザインと一緒に稼ぐ(フリー)
・ディレクター/営業(フリー)
・Webマーケター(就職が多い)
・メディア運用(兼業)
・スクール運営やチューター(兼業)私の偏った見方だとこんな感じ
— ふる (@guutenx) November 20, 2019
→続き
HTML/CSSコーディングで稼いだ人のその後、その他少ないけどいるのは・法人設立(実質制作会社が多い)
・人材紹介(Web系転職斡旋)
・個人開発(稼げてる人は少ない)
・関係ないことで就職1年半フリーランスやって自分の知る範囲だとこんな感じです。 https://t.co/yjhpiphrWe
— ふる (@guutenx) November 20, 2019
1.コーディングを極める
まずはコーディングで稼げても、そのスキルをどんどん上げていく人が多いです。
コーディングのみを続ける人は少ない
ただし、コーディングのみを続ける人は少ないです。
まずはコーディングのスキルを高めて次に紹介する2以降の進路に進む人が多いです。
逆にコーディングのスキルはあまり高めずに2以降の進路に進む人もいます。
高めて損はしないコーディングのスキル
ちなみに自分がコーディングで稼いで半年後までに、実務で使ったのはこんな感じです。
- CSSをSassで書けるようになる(参考:Sass使うなら最低限これだけやっとけ)
- ピクセルパーフェクトコーディングができるようになる
- WordPressのテーマを作成できるようになる、動的サイトが作れるようになる
- Advanced Custom FieldやCustom Post Type UIでカスタム投稿できるようになる
- そのほかphpを使ってWordPressの様々な機能が実装できるようになる
- jQueryで高度なアニメーションの実装など、その他難しい「見た目」部分の実装
- タスクランナーで作業を効率化
2.phpやJSを勉強(就職)
- phpのフレームワークLarevelを学習
- javascriptのフレームワークvue.js、node.jsを学習
コーディングは「HTML、CSS、jQuery」など見た目を作る「マークアップ言語」を使っていますが、プログラミングは「php」「Javascript」など後ろで動いている機能(ロジック部分)を作るという点で違いがあります。
これらを学習した後、未経験からフルリモートフリーランス案件はかなり少なく、就職する人が多い印象です。
フリーランスエージェントを使う場合では、これらができると圧倒的に案件の幅が広がります。
3.デザインと一緒に稼ぐ(兼業)
コーディングはデザインと一緒に受注できれば、受注率を上げられる、単価が1.5倍以上になるというメリットがあります。
デザインについては、Webサイトのデザインだけでなく、バナーデザイン、ロゴデザイン、イラストなど様々なWeb制作関連のデザインがあり、それぞれコツが違うので、それぞれに合わせた勉強するのをオススメします。
フリーランスのまま続ける人が多いです。
4.営業・ディレクション(兼業)
これは、Web制作の営業やディレクションをするというものです。
フリーランスのまま続ける人が多いです。
クライアントや制作者とのコミュニケーションが得意な人が多く行なっているイメージです。
元々Web制作をしている人なら、制作者側の事情もわかるので頼りになります。
わたしも営業・ディレクターを他の方にやってもらって制作の仕事をしたことが何回かあります。
特にディレクターは、コーダーが目指すべき次のステップと捉えている人も多いです。
5.メディア運用(兼業)
メディア運用は、メディアを運用して広告で稼ぐ方法で、ブログ・アフィリエイトをかっこよく言ったものです。
広告はGoogle Adsense広告などPVやクリックに伴い収益が増える、ASP広告など商品・サービスが購入されることで収入が増える、広告主と直で契約して収入をもらう形式があります。
自分のメディアを運用する、クライアントのメディアの運営する2パターンに分かれます。
前者は自分で記事を書いている人も多く、後者はライターさんを外注して、その人たちのディレクションをしている人が多いです。
具体的なブログ、アフィリエイトサイトの立ち上げ方法は「WordPressブログを5時間で開設・収益化設定してみた。15690円/年かかります!」をどうぞ。
6.スクール運営・チューター(兼業)
既存のプログラミングスクールのチューターになったり、自分でスクール運営する、というものです。
兼業で、フリーランスのままできます。
チューターは「オンラインで質問対応だけする」というものがあり、大手スクールで時給1500円で募集しているのを見たことがあります。
7.Webマーケター(就職)
Webマーケターは、ざっくりいうと、SEO検索順位をUPする方法、リスティング広告、SNS広告・運用などのアドバイスする仕事です。
未経験の人は、まず就職して、その後にフリーランスとして独立してエージェント経由で仕事を受注するクライアントワーク形式が多い印象です。
顧客からお金をもらうクライアントワークです。
8.法人設立
実質、制作会社を運営しているところが多い印象です。
コーディングやデザインなどWeb制作で稼ぎすぎて、節税のために法人化した、という人が多い印象です。
9.人材紹介(兼業)
多いのは、Web制作(コーディングやデザイン)やSE関連で就職したい人を仲介して、仲介料をもらうスタイルです。
これもフリーランスのまま、兼業でできます。
うまくコミュニティを作っているイメージです。
10.個人開発(兼業)
個人でWebサービスを開発して、稼ぐという方法です。
ほぼ無料アプリに広告貼って稼ぐというビジネスモデルだと思っています。
appleやAndroidアプリから有料ダウンロードしてもらい稼ぐという有料モデルもあります。
これもフリーランスのまま、兼業でできます。
11.関係ないことで就職
あまり聞いたことはないですが、全く関係ないことで就職というパターンも。
と言っても、IT系のスタートアップやベンチャーへの就職が多い気がします。
12.ライティング(兼業)
コーディングで稼いだ後にライティングで稼ぐ人は、ほぼ聞いたことないです。
ライティングは初心者だと、コーディング以上に低単価になりがちだからです。
依頼に沿った記事を書く→フィードバックもらって修正するを繰り返すという感じです。
自分の場合は、コーディング勉強中の初心者の時にライティングで稼いでいました。
✏️退職すぐ素人でライティングで稼いでたんですが、
以下3つで普通の4倍の単価で継続受注してました✔️取材・内容選定の段階から自分でやる
✔️できる人が限られる領域(海外でしかできない)
✔️Webメディアに直営業(仲介業者なし)求人が公に出てなくても、営業して探せば待遇の良い仕事がありました
— ふる (@guutenx) December 12, 2019
興味のある方は、初心者が通常の4倍以上の単価(文字単価4円)で受注した方法を参考にしてください。
13.Youtuber、動画編集(兼業)
Youtuberを自分で撮って広告収入を得たり、ブログに誘導して稼ぐ、動画編集を受託して稼ぐ方法です。
これもほぼ聞いたことがないです。
ちなみに私は動画編集ではなく、YouTuberをしていますが、全然稼げていません。
ちなみに私のYoutubeを1ヶ月毎日更新し続けた収益は記事はこちらで、Youtubeの広告収入を得るための基本知識や、私が無料で動画撮影している方法を書いています
14.その他事業立ち上げ(兼業)
これも、ほぼ聞いたことがないです。
自分が知らないところで、その他自分の事業の立ち上げをしている人もいると思うので、候補に載せました。
事業を立ち上げる人は、上記で紹介した、就職斡旋・プログラミングスクール・メンターサービスなど、法人化しなくてもできるマイクロビジネスを立ち上げている人が多い印象です。
このままコーディングで稼ぎ続ける?
コーディングで稼ぐ参入障壁が低くなり競争率が高まる?
最近駆け出しフリーランスの方々を見ていて思うのですが、Web制作フリーランスは結構簡単になれます。
無料のプログラミングコミュニティも出ており、ちらほら稼ぎ始めている方々も出ています。
その分やめる人も多いので、競争率が高まるとは一概は言えませんが、
生き残るには、他の分野のスキルも掛け合わせる、圧倒的にスキルを伸ばす、ビジネスのやり方を工夫するなど、工夫が必要かもしれません。
今が一番若い。早くやった方が良い
コーディングで生計を立てられるレベルになったら、だらだらとお金を稼ぎ続けるより、やりたいことをさっさとやった方が良いです。
一番若い今の時期に挑戦するのがリスク少ないと思うからです。
今回紹介した例は、周りのフリーランスのよくあるパターンの一例にすぎないので、自分の好きな道を歩みましょう。
HTML/CSSコーディングをしながら「他の仕事もする」ことで徐々に他の仕事の割合を増やしていく人が多いです。
最初にコーディングでメイン収入を得ながら、自分の好きな仕事にちょっとずつ手を出すと良いと思います。
Web制作フリーランス独立後のパターン
・コーディング一極集中で極める
制作会社受注系多め・スキル広げる
・本業変える
デザイン,ディレクション/営業・副業で稼ぐ
アフィ,メディア運営,情報商材,初心者相談,メンター,ブログ,Youtube,メンター,小規模事業,営業,ライター・就職
制作会社へ— ふる (@guutenx) November 28, 2018