コーディング初心者がすべき仕事3選と必要スキルレベルを現役フリーランスが回答します。
目次
コーディング初心者のスキル最低レベル
コーディング初心者は、最低限以下の基準を満たさないと、損害賠償請求をされることがあります。
- 納期に遅れない
- コーディングの実装が出来る
コーディング初心者がすべき仕事レベル
納期がゆるくボリュームが少ない
クライアントに確認するのに時間がかかるから
駆け出しのWeb制作フリーランスが案件受注して陥りがちなのが、
「クライアントに質問すべきことを、一人で悩んで解決しようとすること」です。
早くクライアントに質問すべきです。
悩んでる時間がもったいないのと、質問が遅れると、納期など自分の負担が重くなるのでがメリットないです😿— ふる (@guutenx) 2018年12月27日
初めてのコーディング受注だと、必ず「これはどうすれば良いのか?」という疑問点が出てきてクライアントに確認しなければなりません。
それに早く気付けば良いですが、大体の場合はコーディングをやりながら途中で気づくので、その疑問点をクライアントに聞いて回答を待つ時間が生まれてしまいます。
また、一人でコーディングしていると
- クライアントに聞くまでもないコーダーとして当たり前のことなのか
- クライアントに聞くべきなのか
どうしようと悩んでしまう初心者ならではの現象もあります。
実装でわからない部分が出てくるから
大体出来ると思っても、いざ案件に着手すると、わからない部分が必ず出てきます。
それをググったり、実装できずに模索する時間をバッファとして入れましょう。
コーディング実装方法が分かる
よくWeb制作フリーランスは7割実装できると思ったら受注しろ、と聞きますが、
実装できない残りの3割で破滅が待っている可能性があります。・現時点でググって解決策がわかる
・周りに聞ける人がいてその人が確実に教えてくれる
等、残りの3割の具体的な解決策が必要です。— ふる (@guutenx) 2018年12月28日
デザインデータを見てコーディング実装方法がほぼ分かる仕事を受注しましょう。
よくフリーランスは7割出来ると思えば受注しろと言われますが、残りの3割で実装できなくて破滅に陥る場合があります。
ググってわからなければ、結局コーディング実装にも時間がかかってしまい、最終的に時給も低くなるだけでなく、最終的に実装が出来ないと普通に訴訟の可能性もあるので気をつけましょう。
コーディング初心者がすべき仕事3選
静的ページ作成
HTML、CSS、jQueryだけで作れるサイト
ここで言う静的ページは、HTMLファイルで作成したサイトのことで、いつでも同じ内容が表示されるものです。
一方、動的ページとはユーザーによって異なるページが表示されるものです。掲示板、ECサイト、会員サイトなど。
ここでいう静的ページはHTML、CSS、jQueryだけで作れて、PHPや他のプログラミング言語は必要ありません。
模写コーディングをしたことがある人なら大体やったことがあるサイトで、コーディング初心者が受注する仕事はほとんどこの仕事だと思います。
静的ページの例としてあげられるのが、以下の記事で紹介している、isara.lifeのサイトですが、コーディング初心者が初めて受注する仕事にしては難易度高めなので、これの50%以下の難易度にすると良いと思います。
もちろん、納期が長くてコーディングスキルが高ければ良いです。
このコーディング案件の受注方法
このような難易度低めのサイトは特に制作会社で初めて受注する案件で多いです。
制作会社の面接で、「コーディング初心者です」と伝えれば、最初は難易度が低い案件を振ってもらえると思います。
制作会社の案件の受注してからの案件の流れは以下の記事をご覧ください。
コーディングなしのWordPressサイト制作
既存のWordPressテーマでサイト作成
これは、コーディングせずに、既存のWordPressテーマでサイトを作る方法です。
直案件で、単価がかなり低い・たまにあるかもしれないくらいの頻度で現れる案件です。
簡単なので、PCが得意なクライアントなら出来るからです。
一度だけ、とにかく低予算で制作してほしいという案件で、この方法でサイト作成をしたことがありますが、以下の流れで行いました。
このサイトの作成方法
制作会社でインターン
制作会社でインターンしてコーディングの仕事をするスタイルです。時給制で働く場合が多く、リモートでもいける場合があります。
時給は安く、インターンするより直案件をした方が儲かる場合が多いですが、今後安心して難易度高めの案件を受注するために良い勉強になると思います。
私は実際に制作会社でインターンをして、WordPressの動的サイト作成や既存テーマのカスタマイズの仕事を極めたりしました。
実際にインターンで学んだ内容は、WordPressの記事やWeb制作の記事にまとめてあります。
仕事を振られて、コーディングして提出して、フィードバックをもらって修正というスタイルが多いと思います。
具体的には以下の記事をどうぞ。
コーディング初心者の仕事の注意点
最後にコーディング初心者が仕事を受注すべきか判断する場合に気をつけるポイントを書きます。
コーディングのデザインデータをもらう
自分がコーディングがきちんと出来るか判断するために、デザインのデータをもらいましょう。
そうでないと工数が測れず、見積もりも適切に出来ないです。
ただ、デザインデータが出来ていない場合などもらえない場合は、難易度が類似しているサイトのリンクをもらいましょう。
難易度が類似しているサイトのリンクももらえない場合は、自分から、キャパシティを伝えておきましょう。
例えば、「これくらいの難易度のページを作成するのに、XX日かかります」ということを伝えるということです。
ゴロニャン
ニャンニャン
デザインだけでは分からないコーディング実装を知っておく
Web制作初心者が工数計算で見逃しがちなポイント
💡サイトの動き
psdやpngの静的データでは把握しきれないことがある。例えば、
マウスオーバーの動きが複雑だったり
それが画像貼るだけで実装できるかは、どのような動きか聞かないとわからない。
複雑な動きをする場合時間がかかるので注意— ふる (@guutenx) 2018年9月5日
デザインデータだけでは分からないコーディング実装を知っておくことで、納期に確実に間に合うようにしましょう。
受注をやめるべきパターンは、以下のような実装によりコーディングの時間が想定以上にかかってしまう、実装がスキル的に無理な場合です。
- マウスオーバーした時の動きが複雑
- アニメーションの動きが複雑
- 画像なしでの複雑な実装が多い
- 謎の配置実装
納品方法を知っておく
サイト制作をした後に具体的にどのように納品をするのか知っておきましょう。
よくある納品パターンは大きく5パターンです。
具体的な方法は以下の動画を参考にしてください。