Web制作を行う現役フリーランスが、クライアントに嫌われるフリーランスの行動をリストアップしました。
目次
クライアントに嫌われるフリーランスになると取り返しがつかない
クライアントに嫌われる行動を起こすと、当たり前ですが仕事が減ります。多くのフリーランスにとって大きな受注源となっているのは「継続案件」や「紹介」です。
よって、1人のクライアントに嫌われることで、その後も受注し得る仕事機会を無限に失っていくことになります。
加えて、クライアントに嫌われるということは、フリーランス同士で一緒に仕事を行なったり、フリーランスから受注する場合にも同じようなことをしてしまうので、フリーランスからの仕事機会も失うことになります。
クライアントに嫌われるフリーランス7選
伝え方が下手
謎の専門用語を多用するフリーランス
専門用語を多用しクライアントが理解できるように説明しないこと。専門用語は丁寧に解説して話すか、なるべく使わないようにしましょう。
そのほかにも、無駄に難しい日本語やカタカナを多用する場合も、コミュニケーションが面倒と思われる可能性が高いです。
単純に話や書き方が下手なフリーランス
話は「まず要点を整理してから話す」を簡単なことですが気をつけましょう。これだけでだいぶ印象が変わります。
ミーティング前には必ず何を話すのか要点をまとめる、質問をリストアップしておきましょう。
受注前の軽いミーティングの場合は、受注に入る前にお断りされる可能性が高いです。
話が通じない
理解力がないフリーランス
- 一旦決めたことをもう一度議論に戻す
- 論点が明らかではなく議論が進まない
- 感情的になり、客観的に話すことができない
- 相手の意見を聞かず、自分のやり方が正しいと思い込んでいる
- 融通が利かず一歩も引かない
知ったかぶりをして質問しない
自分のブランディングのために、わからないことを知ったかぶりするのはやめましょう。ググって分かる程度のことであれば、その場でググれば良いですが、今後大事になりそうなキーワードや話題の場合は早めに確認しておきましょう。後から聞くと、クライアントが再度説明するのに二度手間をかけることになります。例えば以下の例が挙げられます。
- 知識や技術力がないために、クライアントの話についていけない
- クライアントの業界についてわからないのに質問しない
できないことをできると言う
- 技術的に実装できなさそうなものや、実装の目処が立たないものを「できる」と言う
- 納期内にできなさそうなものを「できる」と言う
「できない」ことを「できる」と言うと、トラブルになる可能性が高いです。納期遅れで最悪訴訟沙汰になる可能性もあるので発言は慎重にしましょう。
「できるかわからないけどまずやってみる」は基本的にダメです。お互い責任が不明瞭になり、トラブルが起こった時に解決が難しいし、実現できなかった場合に報酬が支払われなければ、フリーランス側が損をすることになります。
自分のスキル以前に、明らかに無理な要求をしてくるクライアントの場合は、まず「やってみる」ではなく交渉してみる、それでもダメならお断りしましょう。
ミスが多い
ミスは2-3回チェックをすることでほとんどの場合は防ぐことができます。ミスを1回するだけで、何回かやりとりが増えてお互い数時間は時間がかかってしまうことが多いので、ノーミスを目指しましょう。
また、「どこまで仕様を実現すべきなのか」「どこまでをミスとするのか」は、クライアントによく確認しましょう。
あまり重要ではない細かいところまでやりすぎて工数をかけてもお互いあまりメリットがありません。
よくあるフリーランスのミス
- ワイアフレーム、デザイン、納品物が仕様と違う
- コーディングのバグ
- 契約書や見積書の表記の誤り
確認せずに進めてしまう
わからないことがある時、クライアント側のミスがわかった時に確認せずに進めてしまうことが挙げられます。
面倒ですが、メールでささっと質問をする、説明が難しい場合は軽く電話してみましょう。確認一つしないだけで、勘違いで工数がかなり伸びてしまう可能性があります。
この場合、確認不足な自分にも責任があるので、納期も伸ばせない可能性が高く、自分で自分の首を絞める可能性が高いです。
言われたことしかやらない
例えば指示内容にミスがあることがわかっていても、そのまま実装してしまうことが挙げられます。提案や、かゆいところに手がとどく仕事ができるフリーランスが重宝されるので、都度確認や提案をしましょう。
ただ、工数がかかる場合は、無償対応ではなく見積もりを提示しても良いと思いますし、納期を伸ばしてもらうこともアリです。
連絡が遅い、納期に遅れる
これは超基本的な事項です。
納期はかなり余裕を持って設定した方が良いですが、どうしても納期に遅れそうな場合、あらかじめその旨と、理由をクライアントに伝えましょう。
納期をきちんと設定するためには、見積もり時(契約前)にしっかり工数を見積もること、クライアントとどこまでを実装するのかよく確認し、予定をコントロールすることが大事です。