コンサル退職後の転職先を元コンサルしてた私が説明します。競合コンサル、事業会社、起業の順に多いです。
ソースは自分が社内の先輩に聞いたり、実際同期や先輩の転職を知って伝えています。
目次
コンサル退職後の転職先は、入社年数で異なる
まずコンサル退職後の転職先は、新卒2年目以内とそれ以降で分かれます。
ITコンサル新卒2年以内の退職後の転職先
人数が多い順に転職先を説明します。結構バラバラで競合他社に行く人はほぼゼロです。
- 事業会社に転職
- 独立・起業する
- 外国人と結婚して相手国に住む
- 公認会計士
- 留学
- 助教授になる
- 家業を継ぐ
ITコンサル新卒3年以上の退職後の転職先
だいたい大きく以下3つに分かれます。
- 他社に転職(競合コンサルティング会社やベンチャーの役員、社内でも偉い人は上場企業の役員や社長など)
- MBA留学
- 独立・起業する
稀ですが弁護士になった人もいました。
ITコンサルの退職理由は入社年数で異なる
2年以内に退職した人のITコンサルの退職理由は?
スキルは十分ついたとは思ってはいないけど、ほかにどうしてもやりたいことがあり、3年も待てないという考えの人が多いです。
- 会社が嫌すぎるというよりは、他にとてつもなくやりたいことがあるから(起業や留学、公認会計士など)
- 結婚など家庭の事情
2年目で既に辞めたいと言っている同期は全体の50パーセントはおり、「ずっとこの会社にいるつもりはない。」と言っている同期も多いです。
理由は、きつい、仕事がつまらないから、がほとんど。しかし、すでに辞めた同期のように明確に他にしたいことがない、状況的に迫られていないためにまだ辞めていないとのことです。
3年目以降退職者のITコンサルの退職理由は?
コンサルは修行の場。3年外資系ITコンサルにいて力がついたという考え前提で退職する人が多いです。
- コンサルは自分に向いていない。もっと自分に合う仕事をする。
- 体力が持たないので、年収は下がってももっと楽な仕事をする(特に女性の場合多いです)
- 自社の昇進スピードが遅いので競合他社で昇進して給与を上げる(その後、位を上げて自社に再就職するケースもあります)
- このままずっと自社でコンサルするのは飽きてきたけどその後の進路が未定なので、まずはMBAに行って力つけたい。(より年収の高くやりがいのある企業に就職する、起業するという想いを持っていることが多いかと思います)
ITコンサルの退職する決定基準は?
そこで元ITコンサルの私が後悔しない退職決定基準を考えました。
コンサル退職後にやりたいことがあるか
やりたいことがある前提で辞めるのが一番キレイだと思いますが、やりたいことが見つからなくても今の生活が限界なら辞めましょう。
やりたいことが見つからないなら「こんな働き方がしたい」という観点から次のステップを決めても良いと思います。例えば「基本リモートで好きな時間に好きな場所で海外ノマドしながら暮らしたい」など。
コンサル退職後3ヶ月生きていける費用があるか
まずは、退職後3ヶ月くらいは生きていける費用を貯めておきましょう。3ヶ月の理由は、それだけ時間があれば次の職探しをしたり、自分で独立したりなどの準備ができると思うからです。
コンサル退職前にやっておくべきこと
コンサル退職前に自分の市場価値を知る
コンサルの退職を考えている人は年収を下げたくない、という人が多いと思うので退職前に、まず年収をキープする、もしくは年収を上げつつ退職する方法を考えましょう。
まず自分の本来の年収価値を知るのがおすすめです。
自分が独立できる市場価値を知る
他には、自分が独立した時の価値を知るのもオススメです。
ITコンサル案件のあるフリーランスエージェントに登録して、いつでも独立できる準備をしておくのがオススメです。
無料の転職支援サービスで相談
次にエージェントへの相談で自分の市場価値を知るのがオススメです。
業界知識が豊富なエージェントに相談することで自分の年収価値を知って、会社内部だけではなく、業界全体の動向から今後つけるべきスキルを探ることも可能です。
まずは有名で評判の良い転職エージェントに登録してみましょう。
なるべく多く登録した方が案件の選択肢が広がるし、色々な視点からアドバイスがもらえるので良いです。