フリーランスが会社員収入を継続して得られないパターン7つ

フリーランスがウェブ制作でヒアリングシートに入れるべきこと

ウェブサイト制作を受注すると、要件定義漏れが起こる可能性があります。

要件定義漏れとは「デザインやプログラミング段階に入る前に決定すべきことを、決定していない」状態です。

そうすると後から、それを新たに話し合ったり追加するのに、クライアントと受注者ともに手間や時間がかかってしまいます。

ちなみに私は以前外資系IT企業で大規模システム開発に関わっていましたが、要件定義漏れによるトラブルが多々発生していました。システム規模が大きくなればなるほど、要件定義漏れにより致命的な納期の遅れが出てしまいます。

それがないように、最初に要件定義をしっかりと行いましょう。
ウェブ制作を行う場合に要件定義は、ヒアリングシート を使いながら行うことが多いので、今回はその内容について紹介します。

 

 

1.ヒアリングシートで聞くべきこと

  • 自分の担当範囲(スコープ)
  • ウェブサイトに入れるべき内容、デザイン、機能

実際のヒアリングシートは例えばこんな感じです

フリーランスがウェブ制作でヒアリングシートに入れるべきこと

 

 

2.ヒアリングシートの書き方で注意すべきこと

  1. ヒアリングシート に入れる項目は、「無駄のない」内容にする
  2. すでにわかっている項目は聞かない or 回答を記入しておく
  3. ヒアリングシート の形式は顧客が使いやすいものにする

ただ、この作業でクライアントに時間と手間をとらせているという意識を持つ必要があります。

 

1.ヒアリングシート に入れる項目は、「無駄のない」内容にする

ウェブサイト制作の設計に反映されない項目を入れるのはやめましょう。顧客の手間になってしまいます。

2.すでにわかっている項目は聞かない or 回答を記入しておく

クライアントとのやりとりで分かっている項目は、自分で回答を書いておく、もしくは確認が必要なければヒアリングシートから削除しましょう。

3.ヒアリングシート の形式は顧客が使いやすいものにする

ヒアリングシートを顧客に送る場合、エクセル、Google Drive、wordファイル、Googleアンケートフォームなど様々な形式がありますが、

クライアントのPCにMicrosoft Ofiice製品が入っていない場合があったり、クライアントがGoogle Driveに慣れていない可能性があります。

Googleアンケートフォームは、ヒアリングシート の項目が多かったり、クライアントがパッと回答できる質問がある場合は、一時保存ができないため注意しましょう。

 

3.ヒアリングシートに入れるべき項目

1.重視すべき点を知る

  • サイト制作(修正)の目的・背景を教えて下さい。制作(修正)後に期待する効果はありますか?(イメージアップ、認知アップ、売上げ向上など)
  • サイトのテーマ・コンセプトはなんですか?

 

 

2.どのようなデザインにすべきかを知る

  • ターゲット層を教えて下さい(性別、年齢、職業、など)
  • 希望イメージをお選び下さい(女性的/男性的、シンプル/賑やか、単色/カラフルなど)
  • ターゲットにどのようなアクションを期待しますか?(会員登録、商品購入など)
  • ユーザーがサイトを利用するのは、どのようなシーンか?(自宅、会社、移動中など)
  • 参考サイトと好きではないサイトを教えてください
  • イメージしている色、またはコーポレートカラーはありますか?(メインカラー、サブカラーなど)、好きではない色はありますか?
  • サイトの形態はLP型かウェブサイト 型のどちらが良いですか

 

LP型:一言で言うと自社の商品・サービスのチラシです。一枚のページに情報を集約しユーザーのページ離脱を少なくできます。縦長の1ページ完結型のため、下までスクロールしてもらいやすいですが、情報を絞って伝える必要があります。

ウェブサイト 型:情報の網羅性が高く、ページごとに分類・整理された「カタログ的」な機能を持つもの。トップページを起点として、下層となるさまざまなページに遷移させます。情報は多いです。

 

また、例えば、ターゲット層がお年寄りの場合、文字を大きくする必要があり、換気したいアクションが無料登録の場合と購入の場合で、ボタンやその周辺に各文字が変わります。

 

 

3.ウェブサイトに追加する機能を知る

  • サイトに追加したい機能を教えてください(facebookなどSNS連携機能、お問い合わせフォーム、予約フォーム、会員登録など)
  • SNSなどと連携してWebマーケティングを行う予定がありますか、その場合どんなアプリケーションと連携しますか?

 

 

4.担当範囲(スコープ)を知る

  • サーバー・ドメイン管理はどちらが行いますか
  • デザイン、SEO対策、ロゴ制作の担当はどちらが行いますか(SEOを行う場合キーワードはどのようにしますか?
  • 文章作成はどちらが行いますか?

 

 

5.その他、聞くべきこと

  • ご提供可能な素材はございますか?(ロゴや素材、使用したい画像など)
  • クライアント側で表記統一のルールはありますか?

 

 

4.まとめ

ヒアリングシート は、要件定義段階漏れを防ぎ、クライアントや自分の手間や時間をかけないためにあります。

クライアントに合わせて聞くべきこと、聞かなくて良いことを選定し、お互い効率的に作業ができるようにしましょう。

また、すべてクライアントに決めてもらうのではなく、こちらから提案したほうが良い場合もあるので、注意です。