フリーランス疲れた・辛いと思ったことランキングをフリーランス9ヶ月やってきた体験談からシェアします。
辛い部分は働き方や環境によるので一概に辛いとは言えないので、受託でWeb制作を行うフリーランスという前提で書きます。
目次
1位:理不尽な仕事
疲れた度:★★★★★
1番辛かったのは、理不尽に仕事を押し付けられたときです。
具体的には、契約範囲に含まれていないことを、当たり前のようにやれ、と言われたときです。
ただ慣れていないクライアントの場合は大丈夫だった
フリーランスと仕事するのに慣れていないクライアントの場合は、相手に説明すればきちんと話を聞いてくれてお互いの妥協点を探り合えたので問題なかったです。
わたしの場合は良いクライアントに恵まれたので問題なかったですが、友人でクラウドソーシングをしてパワハラをされたり一種の詐欺に巻き込まれた人がいるので、クライアントはよく選ぶようにしましょう。
ゴロニャン
地雷ディレクターを見分けよう
仕事に慣れていないディレクター、明らかにコーダーやデザイナーを見下している、最初から約束を守る気がない、というディレクターと仕事をするのが1番辛かったです。
対応範囲外の仕事が当たり前のように来たり、「簡単だから無料でやってくれるよね?」という発言がありました。丁寧に「これだけ工数がかかるし、そもそも対応範囲外なのでできません」対応したのに、「残念です」と言われて意味がわかりませんでした(笑)
「このようなディレクターには話しても無駄だからとりあえず我慢」ではなく、出来ないことを理由とともに強く主張すべきです。
ゴロニャン
ディレクターはコーダーより立場が上みたいに思われがちですが、相手とは対等なので、契約範囲に含まれていないことや少しでも理不尽だと思ったことは交渉すべきです。
ゴロニャン
理不尽な仕事の押し付けを避ける方法
対応範囲を明確化して契約を結ぶ
理不尽な仕事の押し付けを避けるためには、最初にどこまでが対応範囲かをきちんと明確化する、契約書を結ぶなどが大事です。
仕事をする人を選ぶ
仕事がないからといって、変な人と仕事をすると物理的にも精神的ダメージが大きいです。
そのとき他のクライアントと仕事をすることでスムーズに稼げた機会を奪われるだけでなく、精神的に大きなダメージを負ってトラウマになることもあります。
その経験でかなり慎重に仕事をする人を選ぶことはできますが、勉強になるからといって自分に大きなダメージを負うような経験を積むべきではないです。
ゴロニャン
クライアントワークをやめる
このようなリスクがある人間関係をやめたい場合はクライアントワークをやめるという選択肢もあります。
疲れた度2位:勉強が難しい
疲れた度:★★★
Web制作の勉強方法がわからず、エラーも全然解決できなくて、20回くらい泣きました(笑)
最初は勉強方法は全然わからなかったので、なぜかProgateでjanvascript、php、ruby on rails、pythonなど色々なプログラミング言語をどれも中途半端にやって、どれも身についてなくて萎えました。
また、わたしは元々ド文系で理数系科目が苦手で英語や歴史などの暗記が得意、みたいな人間なので、機械とかパソコンとかかなり苦手です。
ゴロニャン
おまけに飽き性なので、なかなか勉強が続かなさそうでした。
仕事に出る部分だけを徹底的に勉強する
これまで非効率な方法で、やらなくても良い勉強をたくさんしたけど、全然スキルも身についてないし稼げないので、「仕事に出る部分だけを徹底的に勉強する」ことにしました。
わたしがこれまでの非効率なことを多く試して見つけた「無駄な勉強をせずになるべく速く稼ぐ方法」は以下をどうぞ。
疲れた度3位:仕事が取れない
疲れた度:★
ぶっちゃけ仕事には困ったことがほぼないのですが、数週間仕事がなかったことがあります。
常に複数案件を掛け持ちしていなくてはダメみたいな謎に高い意識があったので、仕事がゼロになったときは辛かったです。
物理的に営業できなかった
仕事はなかったのですが、営業(メールを送る、制作会社に面接に行くなど)をすることができませんでした。
理由は、Web制作会社の案件はフリーランスと契約するのに直接面接することが多いのですが海外にいたのでできなかったし、直営業で会社に直接営業かけることも、海外からだと怪しまれそうだったからです。あらかじめこのようなリスクがある中で営業する気になれませんでした。
なので、Web制作会社の案件はSNSや友人の紹介経由で仕事をもらいました。
結局まともに営業をしたのは、フリーランス独立最初の1週間のみでtwitterで案件募集したり、クラウドソーシングを使ったときくらいです。
営業できない人が仕事を獲得するには?
ブログやSNSで知識をPRして興味を持ってもらう、知り合いから案件をもらうなど、こちらの記事を参考にどうぞ。
仕事がなくて暇なフリーランスは勉強しつつブログ
仕事がなくて暇なフリーランスは、勉強をしてそのアウトプットをブログに書くことをオススメします。
そうすると勉強になる、広告費用が入る、ブログ経由で案件を受注できるかもしれない、と一石三丁になると思っています。ブログには、必ず自分のスキル、実績、プロフィール、お問い合わせフォームなどを入れてください。
ブログを5時間で開設・収益化する方法
フリーランスエンジニアがブログで営業する方法
疲れた度4位:お金がない
疲れた度:★
退職してからの2~3ヶ月はWeb制作の勉強期間でした。
その間は、副業のライティング、アプリのテスティング、翻訳をしていたのですが仕事量が多くはなく、全部合わせても月8万円ギリ稼げるくらいだったので、辛かったです。
月8万円は税金や奨学金返済など当時の自分の最低必要だった月額費用です。
浪費グセがついている人は辛い
実家にいてもダラけるだけなので、東南アジアや台湾で生活して節約するために1日食費340円とかで、ずっとドミトリーに宿泊していました。日本人のシェアハウスにいた時はよかったのですが、他の国でドミトリーにずっといた時は、常に盗難や自分の身を守るなど気を張っていなくてはならず、辛かったです。
元々月40万円くらい使うような浪費グセがついており、普段の食べ物も成城石井などの健康的だけど価格高めなものしか買わない、みたいな感じで好き嫌いが激しかったので、食費を下げるのは辛かったです。
ちなみに東南アジアの安いローカルの外食は食事が脂っこく、使っている油が怪しいのが多かったで、長期で食べると健康に悪いと思います。
いくら貯金が必要か計算しておくべき
私はあまり貯金をせずに独立してしまったので、最初はお金がなくて辛い思いをしました。
フリーランスになるためにどれだけお金が必要か計算しておくことをオススメします。
フリーランス疲れた話まとめ
フリーランス辛い・疲れたと思ったことランキングをフリーランス9ヶ月やってきた体験談からシェアしましたが、自分で仕事を変える・仕事方法を変えればそうでもないです。
今回はWeb制作で辛かったことをまとめましたが、Web制作は良いパートナーからのみ引き受けて、あとは他で稼ぐとか、そもそもWeb制作をやめる、みたいな選択肢もあります。
私が今回挙げた辛い・疲れたと思うことは、ほとんどの人が経験すると思うので、あらかじめ対応策を知って対策するのをオススメします。