Web制作案件を受注するフリーランスは制作会社から案件受注することが多いと思いますが、Web制作の流れと当たり前を知っておかないと自爆する可能性があるので説明します。
目次
Web制作会社案件の仕事の流れとは
Web制作会社とは
今回説明する、制作会社案件のWeb制作とは、フリーランスが制作会社から受注してコーディングする場合のことを指しています。
制作会社からWeb制作を受注する場合は、もともとデザインが決まっており、そのデザイン通りに指示を受けてコーディングします。
受注難易度が低め
フリーランスでWeb制作をすると、最も苦労するのは営業なのですが、Web制作会社での受注は受注難易度が低めという点でおすすめです。
Web制作フリーランスで1番難しいのは営業だと思う。
実装は要件明確にする、人に聞く、最悪発注すればできるため。
営業の一番確実な方法は近場の制作会社への営業しまくること。ただ継続的に仕事できないと切られる可能性があるのが難点。
一方、直営業やブログSNS受注は運要素が大きいのが難点— ふる (@guutenx) 2018年11月27日
低単価・要求スキルレベルが高い
一方、Web制作会社でのWeb制作は単価になりやすく、要求スキルレベルが高くなるというデメリットもあります。
低単価になるのは、Web制作会社からの下請けなこと、直案件よりコーディング手順が減る(クライアントへのヒアリングなど)ためです。
要求スキルレベルが高いというのは、修正や差し戻しが多くなるということで、その分勉強になるとも言えます。
💻Web制作フリーランスの営業先
メリットデメリット【制作会社】
⭕️継続案件もらいやすい、採用されやすい
✖️単価低め、要求スキルレベル高くなりがち、コーディングのみなど単体案件が多い【直案件】
⭕️企画〜開発〜SEOまで一括受注できるため単価高め
✖️継続に繋がりにくい、あっても紹介— ふる (@guutenx) 2018年10月24日
Web制作会社案件の仕事の流れ
制作会社のWeb制作の流れは4つです。
この前の段階で、フリーランスは制作会社へ案件をくれるよう営業するというステップがあります。今回はそのあとのステップを紹介します。
- 案件の打診がくる
- デザインカンプをもらう
- コーディングする
- 納品&修正
1.制作会社から案件の打診が来る
概要と納期、金額が送られてくる
まず、制作会社からメールやチャットワークでホームページの概要と納期、金額などが送られて来ます。
デザインが作成中であったり、決まっていない場合はホームページの具体的なイメージがわからないままですが、
それが金額に見合うか、納期的に余裕があるかなどがわからない場合は、類似サイトなどを送ってもらうなどして、どの程度のレベルのサイトなのかを確認すると良いでしょう。
見積もりを提出する
次に金額が決まっていない場合は、見積もりを提出します。
納期もはっきりと決まっていない場合は、大体どのくらいで出来そうか送ると良いですが、
実際の具体的なデザインを見たり、制作会社側の仕様変更で変わるかもしれないので、その旨も伝えましょう。
見積もりが決まっていない場合は、引き受けるか否かを伝えます。
見積もりに時間をかけても勿体無いので、「フリーランスが5分でWeb制作の見積をする方法」を参考にしてみてください。
2.デザインカンプをもらいデザインを書き出す
実際に案件を引き受けることが決まったらデザインカンプをもらい、デザインを書き出しましょう。
デザインカンプはほぼpsdデータなので最低限のphotohopの機能を使うことができればOKです。
他にもAdobe XDやイラレでデザインデータが送られてくることがありますが、稀だと思って良いでしょう。
Photoshopデータ以外からの形式でのデザインに慣れていない人は、受注段階でデザインデータの形式も聞いておいた方が良いです。
デザインカンプを見たらすぐに行うべきこと
駆け出しのWeb制作フリーランスが案件受注して陥りがちなのが、
「クライアントに質問すべきことを、一人で悩んで解決しようとすること」です。
早くクライアントに質問すべきです。
悩んでる時間がもったいないのと、質問が遅れると、納期など自分の負担が重くなるのでがメリットないです😿— ふる (@guutenx) 2018年12月27日
デザインを見た時点で、疑問点を洗い出してすぐに制作会社に質問しましょう。
例えば、よく見落としがちなhoverなどの動きをチェックすると良いでしょう。
疑問点は早めに聞いて解決するに越したことはないですが、コーディングをしていて都度わからない点が出てきたら、「聞くのが遅すぎるかな」などと心配せずに質問しましょう。
Photoshopデザインの書き出しを行う
Photoshopデザインの書き出しや文字データの取得を行いましょう。制作会社案件でよく使うphotohopの使い方は以下です。
3.コーディングする
制作会社のコーディングルールに則る
photosnopデータ通りにコーディングをすることはもちろん、制作会社のコーディングルールがある場合は、それにも則ってコーディングを行うことが大事です。
コーディングルールについて制作会社から何も言われない場合でも、何かあるか最初に聞いておきましょう。
ゴロニャン
Sassは使う前提
制作会社ではSassを使う前提で考えた方が良いと思います。
何も指定されていなくとも、Sassは使うかどうか聞いておきましょう。
4.制作会社に納品して修正
最後に制作会社に納品して、修正がある場合は修正を行います。
納期内に提出することは絶対です。
あとはPhotoshopデータに則って、コーディングルールを守って制作をしましょう。
Web制作会社で最低限必要なスキル5つは以下を見てみてください。