フリーランスが仕事をもらえない、仕事を失うパターン9つを紹介します。
目次
フリーランスがクライアントから仕事を失う
成果物が酷すぎ・納期遅れ
成果物が酷い、納期遅れで次から仕事がなくなることがあります。
あまり何も考えずに、気軽に仕事を請け負うのはやめましょう。
訴えられる・お金請求される
次から仕事がもらえないだけではなく思わぬ責任が自分に降りかかってくることもあり、
例えば納期に遅れた場合に、「納期に間に合っていたら得られたはずのビジネスチャンス」分の金額を請求される場合もあります。
納期が遅れそうな場合は?
まずは、最初から「自分がどこまで請け負っているのか」を受注時点できちんと認識を合わせましょう。
想定外の作業が発生して納期が遅れそうになる場合は、その時点でクライアントに「〇〇と言う作業が想定外に発生したので納期を3日伸ばしていただけますか」などと連絡を入れましょう。
事情があるのに「いきなり納期遅れました!」と連絡されると、クライアントは怒ります。
成果物が酷くなりそうな場合は?
最初から成果物のクオリティを「見本サイトを見せる(デザインの場合)」「自分のポートフォリオを見せてレベルを知ってもらう」などして認識を合わせましょう。
そうしておけば成果物の質が低すぎてやばい!と言うことはあまり起こらないと思います。
すでにとき遅しの場合は、納期が来る前に必ずクライアントと相談しましょう。
よくWeb制作フリーランスは7割実装できると思ったら受注しろ、と聞きますが、
実装できない残りの3割で破滅が待っている可能性があります。・現時点でググって解決策がわかる
・周りに聞ける人がいてその人が確実に教えてくれる
等、残りの3割の具体的な解決策が必要です。— ふる (@guutenx) December 28, 2018
自分が100%出来ない案件を受注するのもやめましょう。
知り合いと気軽に仕事する
知り合いと気軽に仕事をするのはやめましょう。
特に相手がフリーランスと仕事をしたことがない場合、思わぬかたちでトラブルが起こる可能性があります。
例えば、知り合いから「変更や修正の依頼を気軽に行われる」可能性があります。この場合、知り合いなので「気軽なリクエストにもお金がかかる」ということを「言いづらく」、知り合いにとっても「友達だから良いじゃん。ケチだなあ」と思われる場合が発生します。
また、「この仕事は見積もり範囲外だけど、あなたにとって今後の勉強になるから無料で良いよね」ということが起こる可能性があります。
双方がそれを言語化して納得している場合は良いですが、そうでない場合、フリーランスが搾取される不満をもつことにもなったり、ひいては仕事の時間の余裕がなくなり納品物の質が下がることで評判も下がる可能性があります。
適当な返信をする
会社という看板がないこと、クライアントや仕事パートナーのメールマナーに対する価値観がわからない中、相手への言葉遣いや配慮はダイレクトに信頼に繋がってきます。
これは、敬語や正しい言葉遣いのようなものだけでなく、相手への配慮、発言に責任をもつことも含まれます。
相手のリクエストを鵜呑みにするのではなく、双方にとってベストな方法を提案すること、気軽に何でも「できます」などとは言わず発言に責任をもちましょう。
「言い方ひとつ」で、クライアントとの関係は変わって来ます。常に正しい敬語と相手への配慮を忘れないようにしましょう。
フリーランスがSNS上で信頼を失う
SNS上に酷いポートフォリオを出す
駆け出しのフリーランスが、SNS上に酷いポートフォリオを出すのは良いと思うのですが、
フリーランス経験者が出してしまうと「こいつのスキルはこんなもんか。発注するのやめよ」と思われる可能性があります。
ただし、稼ぐ前レベルの人なら良いと思います。
個人特定できるSNSで軽率な発言をする
SNSは常にクライアントや今後仕事し得る可能性がある人たちに見られていることを意識しましょう。
仕事用ブログはもちろん、プライベートのフェイスブックでも、今後仕事し得る可能性のある誰かに常に見られていることを意識して発言に責任をもちましょう。
仮に仕事と関係のない発言でも、それが他の人にとって不快な発言や炎上するような発言の場合、思わぬところで信頼を失い、仕事を失う可能性があります。
SNSで誇大広告、誇張表現をする
SNSで成果や実績を盛ってしまい、それがバレた場合、信頼を失う可能性があります。
この界隈をTwitterで1年半見てきたのですが、実際学歴詐欺などをバラされている人がいました。。。
例:(東〇〇大学)だけど東大って経歴を書いて、「まさかあの東京大学?!」と勘違いさせてた人が、Twitter上で他の人にバラされていました。(実際には東大ではないです)
そもそもその業界のことをよく知っている人や長年フリーランスをやっている人だと、すぐに盛っていることが分かると言われています。
盛った表現ができるのは情報弱者の前だけですが、彼らがもしその「盛った実績」を根拠にサービスの依頼をした場合、信頼を落とす可能性が大きいです。
フリーランス同士で仕事を失う
フリーランス同士の世界は、クライアントとの関係とは少し違っています。
最初は友達とか知り合いだけど、仕事を依頼し合う場合があります。
返信が遅い・返信がない
返信が遅いともらえていた仕事を失う可能性があります。
フリーランス、特に受託系の人は結構せっかちで、案件を誰か下請けに振ろうとしても、2時間以内に返信がなければ違う人に振ろうと考える人がいます。
私はこれで何回か仕事を失ったことがあります(笑)
ゴロニャン
〜1日後〜
ニャンニャン
ゴロニャン
みたいな感じです。
相手にメリットのない教えを請う
よく、会ったこともないフリーランスにいきなりDMして
ニャンニャン
とか言う人がいますが、やめましょう。
快く教えてくれる人もいるかもしれませんが、
ゴロニャン
と思われる可能性もあります。
ただし、私のYouTubeのコメントにはどんどんコメントしてください。
最近Twitter見てないんですが、
YouTubeでは高確率でコメントの質問に回答しています・超初歩的な質問OK
・動画に関係ない質問OK
・エラー解決法以外
・ggrksとか言いません良かったらどうぞ→https://t.co/Fp0NspIaYn pic.twitter.com/MgxkTpeUVX
— ふる (@guutenx) April 10, 2020
相手の情報を気軽に聞き出す
会社と違って「稼ぎ方が一種の資産になっている」フリーランスの世界では、気軽に「何で稼いでいるのか」「どのように稼いでいるのか」「いくら稼いでいるのか」聞くのはやめましょう。
何も知らなくてやってしまっても、相手に失礼だと思われて、距離を置かれる可能性があります。
フリーランスの世界で仕事をもらえないパターン9つまとめ
フリーランスが仕事を失う最も大きな原因は「信頼を失うこと」です。
信頼を築くよりも、信頼を失うことはとても簡単です。
信頼を失うことは、「フリーランス同士の関係」「クライアントとの関係」「ソーシャル上」の3つの場面であります。
フリーランスの世界は狭く、一度信頼を失い、その噂が広まると、どこまでそれが広がるのかわかりません。「知らなかった」だけでは済まされない事態になる前に、気をつけましょう。